教育文化経営学院

【社会人からのキャリアチェンジ】最短1年半で「小学校の正規教員」を目指す実践的ルート:小学校教員資格認定試験

【社会人からのキャリアチェンジ】最短1年半で「小学校の正規教員」を目指す実践的ルート:小学校教員資格認定試験

【社会人からのキャリアチェンジ】小学校教員資格認定試験

「大卒一括採用のレールを外れてしまうと、正規雇用への転職は厳しいのではないか――」

キャリアに関するご相談を受けていると、年齢や経歴を理由に正規職への道を諦めかけている方に出会うことがあります。確かに一部の民間企業では、中途採用のハードルが高いケースも存在します。

しかし、視点を変えると、社会人からでも十分に挑戦でき、かつ広く道が開かれている職業があります。それが「小学校の教員」です。

今回は、教員免許を持っていない状態からでも、最短1年半で小学校の正規教員を目指すための具体的な道筋について解説します。

小学校教員が「キャリアチェンジ」に向いている理由

正規の教員になるためには、「教員免許状の取得」と「教員採用試験の突破」という2つのハードルを越える必要があります。
未経験の方には非常に難易度が高いように思われがちですが、実は小学校の教員はこの2点において、社会人にとって挑戦しやすい環境が整っています。

1. 大学通学・教員実習等不要で教員免許状取得が可能な「小学校教員資格認定試験

通常、教員免許を取得するには、大学等で単位を修得し、3~4週間の教育実習や介護等体験を行う必要があります。働きながらこれらをこなすのは、至難の業です。

しかし、高校卒業以上の学歴があれば、文部科学省が実施する「小学校教員資格認定試験」を受験することができます。
この制度の最大のメリットは、試験に合格しさえすれば、教育自習等を経なくても「小学校教諭二種免許状」を取得できる点にあります。

さらに近年は、試験スケジュールが早期化されており、より計画的なキャリア以降が可能になっています。

【最近の試験スケジュール例】

願書の請求・出願:年明け(1月下旬頃)から願書請求が始まり、2月上旬~3月上旬に出願を行います。
試験の実施:第1次試験が5月上旬、第2次試験が9月上旬に実施されます(試験日は主に土日)。
最終合格発表9月下旬には結果が発表されます。

以前のように冬まで結果を待つ必要がなく、秋の時点で教員免許の取得資格が得られるようになりました。

2. 競争倍率が低く、チャンスが豊富な「教員採用試験」

次に、公立小学校の正規教員になるための「教員採用試験」です。現在、小学校の採用倍率は他の校種(中学校や高校など)と比較して低い傾向にあります。

特に都市部(東京、千葉、埼玉、神奈川、愛知、大阪、京都など)では、民間企業との人材獲得競争もあり、倍率が1倍台の自治体も珍しくありません

また、教員採用試験は「免許状取得見込み」の段階で受験が可能です。 認定試験に向けて勉強中であっても、その年の夏に実施される自治体の教員採用試験へ「取得見込み」として出願することができます(※一部自治体により要件が異なります。ご注意ください)

これにより、免許取得と正規採用のダブル合格を最短で目指すルートが成り立ちます。

現場経験を積みながらステップアップも可能

万が一、採用試験で不合格となってしまった場合でも、教員免許を持っていれば「臨時的任用教職員(講師)」として実際の教壇に立つチャンスが豊富にあります。

教育現場で子どもたちと向き合い、実践的な経験を積むことは大きな強みになります。さらに、現場経験を積むことで、翌年の試験では「経験者枠」や「特例」を活用して有利に再挑戦できる自治体も多く、決して努力が無駄になることはありません。

今からでも、新しいキャリアは築ける

これまでの社会人経験は、多様な子どもたちが集まる学校という場所で必ず活かされます。教育という次世代を育む仕事は、大変な側面もありますが、それ以上に深いやりがいと社会的な意義を持っています。

試験日程が早期化されたことで、早めの情報収集と対策がますます重要になっています。当校では、社会人から小学校の教員を目指す方のための指導やサポートを全力で行っています。

具体的な勉強法や、お仕事と両立できるスケジュールの立て方について詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!