教職を取っていない大学4年生へ。大学院進学で先生になる方法と実際の相談事例

就職活動などを通じて「やっぱり教師になりたい」と考えたとき。これまで教職課程を履修していないと、「今からではもう手遅れだろうか」と悩まれる方が多くいらっしゃいます。
しかし、決して遅くはありません。教職単位がゼロの状態からでも教師を目指せる大きな選択肢として、「大学院に進学して教員免許状を取得する」というルートが存在します。
本コラムでは、大学院で教員免許を取得するための制度の基本から、当校が最も推奨する確実なルート、そして「どうしても希望する別の大学院がある」場合の実際の相談事例までを詳しく解説します。
1. 当校が最も推奨する「ゼロから教員免許が取得できる大学院」
これまで教職に関する単位を全く(あるいはほとんど)取得していない方に対し、当校が第一にお勧めしているのが「長期履修制度を活用した、教員免許状を取得するための専用のプログラム・コース等が設置されている大学院」への進学です。
このタイプの大学院には、以下のような大きなメリットがあります。
・学費の負担を抑えられる(長期履修制度)
教員免許取得のために3年間の在学が必要になった場合でも、「長期履修制度」を利用することで、納入する大学院の授業料は2年分で済みます。
・複数の免許状取得も視野に入る
カリキュラムが免許取得を前提に組まれているため、大学院によっては複数の教員免許状を取得することも可能です。
実際に当校からこのタイプの大学院へ進学された方の中には、3年間で「幼・小・中・高」「小・中(2教科)・高(1教科)」「小・中・高・特別支援」といった複数の教員免許状を取得されている方がいらっしゃいます。
教職単位がほぼゼロの状態から教師を目指す場合、こうした手厚いプログラムが用意された大学院へ進学することが、最も無難であり確実なルートだと言えます。
一方で、このようなタイプの大学院は、受験するコースやプログラムが詳細に分かれていることも少なくありません。
選択に迷われた際は、ぜひお気軽に当校へご相談ください。
当校には数多くの合格実績があります。
合格された先輩方の実例をもとに、あなたに最適な進路を一緒に考えていきましょう。
2.「どうしても他の大学院に行きたい」場合のルート:大学4年生・Aさんの事例
当校では、基本的には上記のような専用プログラムを持つ大学院をお勧めしていますが、実はこのタイプの大学院は全国的に見てもそれほど多くありません。
そのため、「自分が学びたい研究分野がある」「どうしても地元の大学院に進学したい」といった強い希望がある場合、その志望校に教員免許取得専用のプログラムが設置されていないケースも少なくありません。
「ゼロから免許が取れる大学院を推奨するけれど、どうしても他の大学院に行きたい」
そんなご相談に対し、当校がどのようなサポートを行っているか。実際に当校へご相談にいらっしゃった大学4年生・Aさんの事例をご紹介します。
Aさんは、教職に関する単位をほとんど取得していませんでした。しかし、進学を希望する地域の大学院が明確に決まっており、残念ながらそこには「教員免許状取得プログラム」がありませんでした。
そこで当校がAさんにお勧めしたのが、「大学4年生の1年間を利用して、できるだけ多くの単位を先行して取得しておくこと」です。
大学院入試対策と教職課程の履修の相乗効果
Aさんの場合、大学4年次は民間企業への就職活動は行わず、教育系の大学院入試に絞って準備を進めたいというご希望でした。であれば、大学に在籍している今の期間を活用して、科目等履修生などの制度で単位を取得していく時間的な余裕は十分にあります。
さらに大きな利点として、教育系の大学院を受験するわけですから、先行して大学で学ぶ教育学などの内容は、当然そのまま大学院入試の対策に直結します。
現在、Aさんは志望する大学院に進学した後の単位負担を少しでも減らせるよう、4年次のうちにどの科目を優先して取得していくべきか、当校と一緒に具体的な計画を検討しているところです。
3. お一人おひとりの希望に合わせたルートをご提案します
教員免許を持たない状態から大学院進学を目指す場合、当校としてはやはり「ゼロから免許を取得できる専用プログラムのある大学院」を第一の選択肢としてお勧めします。
しかし、Aさんのように「どうしてもこの大学院に行きたい」という強いお気持ちがある場合は、大学を卒業するまでの残り時間を逆算し、科目等履修生制度などを駆使した最適な単位取得の方法を一緒に考えていきます。
「教職単位を取っていないから無理なのでは」「近くに希望の大学院がない」と一人で諦めてしまう前に、まずは現在のご状況やご希望を当校の無料相談でお聞かせください。一緒に最適なルートを探していきましょう。