教育文化経営学院

日本語の読解力

すべての学力の土台となる「日本語の読解力」

図書館

全教科に求められる読解力

近年の大学入試や採用試験などでは、英語や数学でも読解力が問われる傾向が強まっているとのことです。 英語の長文読解は、母語である日本語で長文の読解ができない方には難しいでしょうし、数学も出題文が理解できなければ、当然解くことは難しいでしょう。 母語である日本語の読解力を高めることは、すべての学力向上のための土台になります。

自覚しにくい「読解力不足」の実態

母語である日本語の読解力は、自然につくものではありません。読解力が無いと気づいていなくても、実は読解力が不足していることもあります。
例えば、過去に関わったケースですが、教員採用試験の一次試験には合格されていたものの、小学校中学年対象の児童文学が読めない、という方がいらっしゃいました。知識を詰め込んでいたので、学科試験は全体として得点でき、試験には合格されたのですが、本が読めませんでした。児童文学も難しい状態でした。
それでしたので、焦らず、絵本からはじめ、小学校低学年、中学年の児童文学と順番に読み進めていっていただきました。

焦らず、ゆっくりと読む習慣を

こういった方は、決して珍しくありません。
教育文化経営学院で学ぶようになって「初めて、縦文字(縦に書かれた文字の本)を読みました」と言われた方もいらっしゃいました。もちろん、「縦文字」という言い方は正確ではないのですが(^^; この方にも、一つひとつ、焦らずゆっくりと読むよう関わっていきました。その結果、1年で新書レベルの本が読めるようになられました。
こつこつ読んでいくこと、やはり大切なことだと思います。

ご自分の読解力を把握してみましょう

ということで、まずは、ご自分の読解力を把握してみましょう。
とりあえず、岩波少年文庫の中学生対象のものがさっと読めて、あらすじを人に話せれば、大丈夫だと思いますよ。
エンデの『はてしない物語』や、ドラフトの『王への手紙』あたりはいかがでしょうか。どちらも本当にすてきなお話ですよ!