教育文化経営学院

大学院に進学して、教員免許状を取得することはできる?

【Q&A】大学院に進学して、教員免許状を取得することはできる?

Q1. 教員免許状を全く持っていません。ゼロから大学院で取得することはできますか?

A. 結論から申し上げますと、取得は可能です。
「学部で教職をとっていなかった」「通信制大学だけで取るのは不安」という方でも、大学院に在籍しながら免許取得に必要な単位を修得できる大学院が近年増えてきています。ただし、すべての大学院で可能なわけではないため、学校選びが非常に重要になります。

Q2. 自分で大学院に問い合わせたら、「うちでは取得できない」と断られてしまいました。なぜですか?

A. 教員免許の取得に必要な授業は、主に「学部」で開講されているためです。大学院の授業だけでは免許は取れません。
また、免許取得の最大の壁となるのが「教育実習」と「介護等体験」です。一般的な大学では、正規の学部生以外(科目等履修生など)には実習を許可していないことが多いため、「実習に行けないなら、学部へ編入学するしかない」と断られてしまうのが実情です。

Q3. では、どのような大学院なら免許を取得できるのでしょうか?

A. 教育実習等の壁をクリアし、大学院生でも免許を取得できる学校は、大きく以下の4つのタイプに分けられます。

  1. 専用プログラムあり + 長期履修制度が使える(3年かけて学んでも、学費は2年分で済む)
  2. 専用プログラムあり + 長期履修制度なし(3年分の学費が必要)
  3. 科目等履修生制度を活用 + 費用免除あり(大学院生なら実習が許可され、追加の授業料も免除される)
  4. 科目等履修生制度を活用 + 費用が別途必要(実習は許可されるが、学部の授業を受けるごとに追加費用がかかる)
Q4. 全く教職の単位を持っていない「ゼロからのスタート」の場合、どのタイプがおすすめですか?

A. 最もおすすめなのは、「1. 専用プログラムあり + 長期履修制度が使える」タイプの大学院です。
教員免許を取得するためのカリキュラムが初めからしっかり組まれており、3年(※一部免許は2年)かけてじっくり学べます。長期履修制度を使えば学費の総額を標準(2年分)に抑えられるため、経済的・時間的負担が少なく済みます。

Q5. 学生時代に、教職単位を少しだけ取ったことがあります。その場合はどうですか?

A. 取得済みの単位数によっては、「3. 科目等履修生制度を活用 + 費用免除あり」の大学院も有力な選択肢になります。
不足している単位数が少なければ、3年ではなく標準の「2年」で大学院修了と免許取得を両立できる可能性が高まります。ただし、このタイプは年間に履修できる単位数に上限があることが多い点には注意が必要です。

Q6. 大学4年生です。進学を希望する大学院には、教員免許取得のための専用プログラムがありません。それでも教員免許の取得は可能でしょうか? また、今のうちにできる準備はありますか?

A. はい、制度上は取得可能です。
ただし、教員免許取得のための専用のプログラムやコースがない大学院に進学した場合、大学院での授業と並行して、不足している教職の単位を(学部の授業を聴講するなどして)個別に履修していく必要があり、入学後の時間的・体力的な負担が非常に大きくなる傾向があります。
そのため、現在在籍されている大学で教職課程が開講されているのであれば、卒業までに少しでも多く教職科目の単位を取得しておくことをお勧めします。また、いわゆる「教育職員免許法第66条の6に定める科目(66条科目)」は、教職課程が設置されていない学部・学科でも履修できることが多いため、この4科目が未取得の場合は、優先して履修しておくと良いでしょう。
大学在学中に教職科目の単位を取得しておくことで、大学院進学後の負担を大幅に減らすことができます。さらに、教育系の大学院を受験される場合、教職科目で学んだ内容はそのまま大学院入試の対策にも直結します。
「自分は今、どの科目を優先して取得しておくべきか」といった具体的な履修計画は、志望する教員免許の種類や現在の単位取得状況などによってお一人おひとり異なります。当校では、そのような個別の履修戦略からサポートしておりますので、ぜひ一度、無料相談にてご状況をお聞かせください。

Q7. 大学を卒業しています。進学を希望する大学院が「4.」のタイプなのですが、学部の科目等履修のための費用がかなりかかるようでした。また、1年間に履修できる単位数に上限があり、教員免許の取得までに時間がかかると言われました。何か良い方法はないものでしょうか?

A. 進学先の大学院が指定する学部の授業を受けることに加え、「他大学の通信教育課程(通信制大学)」の科目等履修生制度を併用するという方法があります。
通信制大学の科目等履修生は、通学制大学に比べて学費を大幅に低く抑えられるというメリットがあります。また、「大学院の授業と時間割が重なる心配がない」ため、ご自身のペースで計画的に、かつスムーズに必要な単位を修得しやすい点も大きな魅力です。
ただし、大学院によっては、他大学での科目等履修による単位修得を認めていないケースもありますので、その点には事前の注意と確認が必要です。
「どの通信制大学で、どの科目を履修したらいいのか」といった具体的な計画は、志望される大学院のカリキュラム規定や、現在の単位取得状況によってお一人おひとり異なります。当校では、そのような個別の履修方法についてもきめ細かくサポートしておりますので、ぜひ一度、無料相談にてご状況をお聞かせください。

Q8. 自分の今の状況に合った大学院がわかりません。

A. 一言で「大学院で免許を取る」と言っても、すでにお持ちの単位数や、希望する免許の校種(幼・小・中・高・特別支援)によって、選ぶべき最適なルートは一人ひとり全く異なります。
教育文化経営学院では、お一人おひとりの履修状況に合わせた進路選択のサポートを行っております。ご自身のケースについて詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。