教育文化経営学院

状況に合わせて教師を目指す「教員免許状のある現役大学生の方」

教員免許状のある現役大学生の方

【教師を目指す大学4年生へ】

すぐ受験?それとも進学?「教員採用試験」と「教職大学院」の賢い併願戦略
教員免許取得見込みの大学4年生の皆さん。

卒業後の進路について、「迷わず教員採用試験一本!」と決めきれていますか?
「教育実習は楽しかったけれど、本当にすぐ担任を持って大丈夫かな…」
「もう少し力をつけてから現場に出たい」
「教職大学院という選択肢も聞くけれど、実際どうなの?」
もし少しでも迷いがあるなら、「教員採用試験と教職大学院の併願」という選択肢もあるかもしれません。

教職大学院で得られるメリットと、リスクを回避する賢い受験戦略について考えてみてはいかがでしょうか。

教職大学院 1

1.そもそも「教職大学院」とは?

従来の大学院(修士課程)が「研究」中心であるのに対し、教職大学院は「学校現場での実践力」を高めることに特化した場です。

目的: 即戦力となる「新しい学校のリーダー」の養成
資格: 修了すると、一種免許状の上位資格である「専修免許状」が取得できます。

2. 教職大学院はこんな人におすすめ

「研究者になりたいわけじゃないし…」と思っている人こそ、実は向いているかもしれません。

① 即戦力として自信をつけてから教壇に立ちたい人

「先生、これどうするの?」と子どもに聞かれたとき、自信を持って答えられる実践的な指導力を2年間で徹底的に磨けます。

② 倍率の高い自治体・校種・教科を目指す人

教員採用試験の倍率は低下傾向にありますが、人気の高い自治体や、特定の校種・教科(中高の社会や体育、養護教諭など)
は依然として狭き門です。
万が一、大学4年次の教員採用試験に合格できなかった場合でも、教職大学院に進学すれば「専修免許状」を取得でき、
将来的なキャリアアップや給与面でのプラスになります。
※自治体によっては、大学院修了者向けの「特別選考枠」を設けている場合もあります。

③ 私立学校を希望する人

私立学校の採用では、「専修免許状の所持」を出願要件や優遇条件にしている学校も少なくありません。
選択肢を広げる武器になります。

教職大学院 2

3.「結果を見てから」では遅い?最強の「併願」戦略

「教員採用試験の結果を見て、ダメだったら大学院を考えよう」 正直、それでは手遅れになる可能性が高いです。
多くの教職大学院の出願・入試時期は、教員採用試験の合格発表と前後、あるいは重なるためです。
そこでおすすめなのが、「教員採用試験」と「教職大学院」のダブル受験です。

[併願のメリット]

試験対策が重なる 両者の試験内容は共通する部分が多く、教員採用試験の勉強がそのまま大学院入試の対策になります。
無駄がありません。

進路の「保険」になる 「もし落ちたらどうしよう」という不安を抱えたまま試験に臨むより、
「大学院という学ぶ場が確保されている」という安心感は、本番でのパフォーマンスを支えます。

4.知っておきたい「採用延期」の制度

「もし両方合格したら、大学院に行くと合格が取り消しになるのでは?」 そんな心配は無用です。
多くの自治体で「採用延期制度」が導入されています。

・教員採用試験に合格 + 教職大学院に合格 →教職大学院進学

「この場合、採用の権利(名簿登載)を保持したまま、就職を2年間待ってもらえます。
大学院修了後、再試験なしでスムーズに教壇に立つことができます。

・教員採用試験に合格 + 教職大学院に合格 →教壇に立つ

大学院を辞退することができます。
多くの大学院は教員採用試験の合否発表後に入学手続締切日を設定しています。
その場合、入学金を支払う必要はありません。

まずは「先生になる」という目標に向けて、勉強をスタートさせましょう。
その過程で、「やっぱり早く現場に出たい」のか、「もっと学びを深めたい」のか、あなたにとっての正解が自然と見つかるはずです。
未来の生徒たちのために、まずは一歩、踏み出してみましょう。

お問い合わせ ボタン