読解力という土台:『AIに負けない子どもを育てる』(新井紀子、2019年)から考える文章を読む力

見えない「読解力不足」という課題
日本語の読解力を上げること。これはあらゆることに通じる、本当に大切なことだと思います。ですが、日本語の読解力が不十分であるという自覚を持たれている方は、それほど多くはないかもしれません。しかし実際には、ここに課題を感じる方が多くなっているように思います。
RST(リーディング・スキル・テスト)から見えてきたこと
先日、学生さんが教えてくださり、皆で新井紀子さんの『AIに負けない子どもを育てる』(東洋経済新報社、2019年)を読みました。この本には、簡単なリーディング・スキル・テスト(RST)が掲載されています。
実際に、何人かの学生さんにこのテストをやってみてもらいました。
もちろん全員ではありませんが、中には苦労されている方もいらっしゃいました。
精読と多読で本物の読解力を育む
読解力というのは、自然に身についているものではありません。正確に文章を読むということは、かなりの学力が求められることなのです。
「付け焼刃」の学習では、読解力を高めていくことはできません。
教育文化経営学院では、テクニカルな読み方ではなく、質の高い文章を精読・多読することで読解力を高めていくよう取り組んでいます。 読解力に自信がない方、まずは『AIに負けない子どもを育てる』あたりから読み始めてみてはいかがでしょうか。