教育文化経営学院

高卒・非正規社員からできるだけ早く正規の仕事に就くには?

【Q&A】高卒・非正規社員からできるだけ早く正規の仕事に就くには?

小学校教員資格認定試験
Q1. 高校を卒業していますが、大学に行っていません。正社員で働いた経験がありません。できるだけ早く、正規の仕事に就きたいと思っているのですが。

A. 正規の職員(正社員・正職員)への就職を希望される際、民間企業の場合、新卒採用でないと、ハードルが高いと一般的には考えられていると思います。
ですが、職業によっては、新卒か否か、正社員経験の有無が問われないものもあります。
このような質問をお受けすると、即答で「小学校の教師」をご提案することがあります。
多くの方は大変驚かれますが、実は、小学校教師という選択肢は、高卒・正社員未経験の方にとっても比較的開かれたものであるからです。その理由について、以下のQ&Aで詳しく解説していきます。

Q2. 高卒で大学に行っていないのに、どうして小学校の教師になれるのですか? 教員免許はどうやって取るのですか?

A. 小学校の正規採用(公務員)を目指す場合、一般的には短期大学や大学を卒業し、3~4週間にわたる教育実習、7日間の介護等体験を経て、教員免許状を取得する必要があります。
しかし、高卒の方でも受験可能な、文部科学省が実施している「小学校教員資格認定試験」を受験し、合格すれば、短期大学や大学の卒業、教育実習、介護等体験を経ずに、小学校教員免許状(二種)を取得することができます。
この試験は通常、1月~2月にかけて願書請求2月~3月にかけて出願5月に第1次試験(マークシート式及び記述式)9月に第2次試験(面接等)が行われ、9月に最終合格者が発表されます。
学歴や職歴よりも、この2回の試験に合格できる力が問われます。

Q3. 教員免許を取っても、教員採用試験はすごく難しいのではないでしょうか。大学を出ていないと不利になりませんか?

A. 公立小学校の教員に正規に採用されるためには、各自治体が実施する「教員採用試験」に合格する必要があります。
確かに、他の仕事に比べて教員採用試験が簡単であるとは言えませんが、小学校の教員採用試験は、他校種(中学校や高等学校等)に比べて、競争倍率が低い傾向にあります。これは、小学校の教員免許状を持つ人が、中学校や高等学校の教員免許状を持つ人の比して、相対的に少ないという側面もあります。
特に都市部(東京、千葉、埼玉、神奈川、愛知、大阪、京都等)では、民間企業に就職する人も多いため、教員採用試験の競争倍率は、低い自治体で1倍台ということもあります。
このような競争倍率の低い公務員試験は、あまり例がありません。教員免許状を持って教員採用試験に挑むこと自体にチャンスがあります。

Q4. 教員採用試験に合格すれば、本当に正規採用になるのですか?

A. 各自治体の教員採用試験に合格すれば、公務員である小学校の教師として正規採用されます。
また、もし教員採用試験に合格できなかった場合でも、小学校教師は、講師や臨時採用で教壇に立てる可能性が非常に高いです。
講師や臨時採用としての現場経験を積むことで、翌年は教員経験者枠で教員採用試験を受験できる自治体もあります。

Q5. 教員免許取得見込みでも、教員採用試験は受験できますか?

A. 教員採用試験は、出願の時点で教員免許状を取得していなくても、「取得見込み」という形で受験が可能です。教員採用試験を受験する同じ年度に小学校教員資格認定試験を受験中であれば、「教員免許状取得見込み」ということになりますので、その年度に実施される教員採用試験を受験することができます。ただし、自治体によっては小学校教員資格認定試験による教員免許状取得見込みを認めないこともありますので、必ずご自身で、自治体の募集要項をご確認ください。

Q6. 最短どれくらいで正規採用になれますか?

A. 最短で、ということになると、以下のようなスケジュールが考えられます。

1~2月:小学校教員資格認定試験の願書を請求
2~3月:小学校教員資格認定試験の出願
5月:小学校教員採用試験第1次試験
5~8月くらい:教員採用試験(自治体によって日程が異なります)
9月:小学校教員資格認定試験第2次試験
9月:小学校教員資格認定試験最終合格者発表
10月くらい:教員採用試験合格者発表(自治体によって日程が異なります)
翌年4月:正規の教員として採用

このように、高校卒業、大学未進学、正社員未経験という状況でも、小学校教員という正規職への道が存在します。
当校では、これらの試験(小学校教員資格認定試験・教員採用試験)をサポートするコースを設置しております。
具体的な勉強法やご相談については、お気軽にお問い合わせください。